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このあいだ灯篭祭りに行ってきました。

お寺とお地蔵さまがたくさんある昔ながらの町で、ここだけ京都市内のような碁盤の目のような道路の走り方になっています。

そんな小さな町に、町の人たちがひとつひとつ手書きした灯篭が並べられます。
よく見ると、幼稚園や保育所の子どもたちの作品もいっぱい。


日が暮れるころ、町の真ん中にあるお寺の鐘がゴーン、ゴーン、と鳴らされ、それを合図にしたように灯篭に火がともされ、オープニングライブが始まりました。

夜のお寺の門前でロック、フラダンス、河内音頭が次々と披露され、子どもたちはノリノリで踊りだし、大人たちも心地よさそうに秋風に吹かれています。


大きなお寺のなかもこの日は公開されていて、仏画をモチーフにした灯篭がともり、自由に仏様に焼香できるようになっていました。

そこで手を合わせていると、3年前に彼岸に渡った父のことを思い出しました。
「ねぇ、この世界は面白いよ。見においでよ。」と心の中でつぶやいた私。

外に出ると、灯篭の光が長く続き、薄闇に紛れた人の姿のなかに思い出の大きな背中があるようで。

ここになら彼岸の人が混じっていても、なんだか不思議じゃないかもと思ったのです。


火の灯りには、香りと同じように心の中の深いところを揺さぶり、思い出を引き出してくれたり、心を静かにしてくれる効果があるようですね。